投資

コロナショックで含み損。暴落相場との向き合い方と励ましてもらったコラム。

コロナショックで世界中の株価が毎日下がっています。先日も書きましたが、株初心者の私は現在含み損が大変なことになっています。

株価が下がり始めた頃は、毎日株価をチェックして「なんとかしなきゃ」と必死に足掻いていました。(どうにもなりませんでしたが‥‥。)お金が減るストレスに耐えかねて精神的にも参っていましたが、そこから早1ヶ月。向き合い方も変わってきました。

少し前までは、休憩時間に株価を見ては落ち込んでいた私。乱高下に振り回されたこともありました。けれど連日下がり続ける株価に、諦めに似た感情を持つようになりました。「どうにもならないな」と思ってしまえた結果、ここ1週間は必要以上の持ち株チェックもやめることができるようになったのです。

お金が返ってきたわけではないのですが、「10年単位で預けてしまったお金」と思って忘れることで、心の平穏は少し取り戻すことができました。気持ちは一時期よりも随分軽いです。現在株式投資に使っているのは400万弱ですが、「自分の資産になかったお金」としばらく忘れて過ごそうと思っているところです。

あるコラムとの出会い

自分なりに色々足掻いた結果、どうにもならなくて今の向き合い方を選んだ私。心の平穏が戻ってきているので「あながち間違ってはいないのかな?」とは思いながら、やっていることに自信は持てずにいました。

もちろん、今のように暴落する前に上手に手放すことができていれば、それに越したことはなかったのだと思います。でもそれに失敗した今、できるだけいい方法をとりたいという気持ちはやはり強く持っています。

そんな私が今日出会ったコラム。悩んでいた私を励まし、「この向き合い方でいいのかも」と思わせてくれました。

日経平均17000円割れくらいでビビった「新人投資家」のための下げ相場の切り抜け方

それは、こう題されたFPの山崎俊輔さんのコラムです。山崎さん曰く今は、ここ10年概ね上がり相場だったために「○○ショック」と言われるような急落に慣れていない個人投資家がパニックになっている状態だそうです。

私も、例に漏れずその中の一人だなぁ。

けれど、世界中の株価指数がどんなに低い数字になったとしても、日本の上場企業がすべて倒産するわけでも、AppleやGoogleやマイクロソフトがのきなみ破綻するわけでもないというのです。

それも確かにその通りだよなぁ。これで全ての経済が破綻するとは私も思えない。

では、どうしてパニックになってしまうのか? それは、ここ数年に投資を始めた人は本格的な下げ相場とその回復を体験していない「新人投資家」だからで、山崎さん自身も初めて大きなマイナスを経験された時はビビったそうです。けれど、その経験のおかげでリーマンショックにおけるそれ以上の急落を乗り越えられた、とも書いておられました。

「悪い含み損」と「乗り越えられる含み損」

山崎さんによると、含み損にも「悪い」ものと「乗り越えられる」ものがあり、「乗り越えられる含み損」であれば慌てて売る必要はないとのことです。その条件はこちら。

❶その投資資金は今すぐ必要となるわけではない(経済回復を待つ時間がある)

❷経済はいつかは回復しまた成長すると信じられる(信じていない人はそもそも投資しなくてもいい)

❸積立の投資設定をしてある(むしろここからしばらくは安い値段で新規購入を行える)

❹投資資金と手元の預貯金額は同程度か預貯金のほうが多い(投資のマイナスの影響は財産の半分以下である)

山崎俊輔「日経平均17000円割れくらいでビビった「新人投資家」のための下げ相場の切り抜け方」

❸の積立投資はしていないけれど、その他は当てはまっているなぁ。(安い値段での新規購入はまだ可能)

今株に使っている400万円はどうせ銀行で眠っていただけのお金。すぐに使う必要はないし、預貯金の方がずっと多い状態ではあるし‥‥「乗り越えられる含み損」と言えるのかも!

逆に、「悪い含み損」というのは借金した投資や、FX、手元の現金保有があまりに少ない状態の損失などが当てはまるようです。私は、これには当てはまらない状態にありました。

何年かかるかわからないけれど、世界はいつか危機を克服する?

私がまだ株式投資をしていなかったリーマンショックの時、世界はこの世の終わりのような悲観的な雰囲気が漂っていました。が、アメリカの株価は約5年、日本の株価も7年少しで回復をしたそうです。

今回の下げも非常に厳しいもので、色々なアナリストの方の見解でも回復には時間がかかりそうです。けれど、ウイルスによる病気もいつかは克服されるだろうし、経済活動も一生のうちには回復することと思います。

山崎さんによると、何年後かに今の経済危機から脱した時、世界はもっと強靭で豊かでトラブルに強いステージにたどり着く。だとすると、今回の急落は長い目で見て投資と向き合うことを考えるよいチャンスだ、とも考えられるそうです。

また、「乗り越えられる含み損」を抱えた人は、狼狽売りすることなくこの機を乗り越えることも勧めておられます。そうして下げ相場が落ち着き、含み損が消えて利益が乗り始めたとき「新人投資家」から「ベテラン投資家」の仲間入りを果たすとも。この言葉には大変勇気づけられました。

まとめ

私の含み損は、悲しいけれどこれからも長きにわたって抱えていかなければならない損失です。けれど、これも今となっては一つのステップと思うことにします。

今回の暴落についても、私にとって初めてのことだっただけで、これまでも一定期間ごとに経済危機があったという当たり前のことを再認識できました。

また、今投資に使っているお金はそもそも銀行に年間200万ずつ貯めてきた貯金の一部。投資に使ってなければきっと今も銀行に眠っていただけのお金だったということも思い出しました。

含み損はないに越したことはありませんが、長い目で付き合い、いつかは乗り越えたいなと気持ちを新たにすることができました。そして、その頃には一人前の投資家の仲間入りを果たしたいなぁ‥‥とこっそり野望を抱いておこうと思います。