お金

ファイナンシャル・インテリジェンスについて考えてみた。

最近お金について学びたい!と思っていた私。今更ながら大ベストセラーの「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んでみました。もう20年も前の本ですが、今でも多くの方が薦めるだけあり、色々と学ぶところもありました。私なりに考えたことをまとめていきたいと思います。

ファイナンシャル・インテリジェンスとは

お金について真剣に考えるようになってから、私自身が身に付けたいと考え始めていたお金の知識。私は漠然と「お金についての知識が欲しい」と思っていましたが、この本を読んで具体的に何が必要なのかが見えてきました。

著者のロバート・キヨサキさんによると、ファイナンシャル・インテリジェンスは次のような4つの専門分野から成り立っているそうです。


❶会計力
❷投資力
❸市場の理解力
❹法律力

❶会計力

これは、貸借対照表や損益計算書といった財務諸表を読んで理解できる能力のこと。多くのお金を正確に扱うためには必要不可欠な力と著者は述べています。

私はこの本を読み始める少し前から簿記三級の勉強をかじり始めたのですが、この本の中では「貸借対照表」と「損益計算書」の図がよく描かれています。(詳しいことはわかってなくても理解できる内容ですが。)

簿記の勉強は専門家のものだと思っていたので、自分にとって本当に役立つのかが半信半疑だったのですが、この本を読みながら貸借対照表損益計算書の理解が資産資本負債などの理解に繋がることが実感でき、お金の流れを正確に理解するためには身に付けておいて損はない知識だと考えるようになりました。

❷投資力

この本で度々言われる「お金でお金を作る」。これに必要なのが投資です。

これまでの私も含め、多くの人はお金を貯金で増やそうとします。もちろん貯金は安全にお金を貯めることにはつながります。けれど、この本で危惧されている「ラットレース」から抜け出すことはできません。つまり、稼ぐために働き続けるというループを永遠に続けなければならなくなる、ということです。

そこから抜け出すために投資力が必要となります。稼いだお金を上手く投資し、資産を手に入れることができればそこから収入を得ることができるようになります。けれど、これには投資の力が必要です。世界の動きを察知し、想像する力も求められます。

❸市場の理解力

これは❷の投資力と関わりの深い能力です。市場を理解するということは、需要と供給を理解するということです。

電話を作ったアレクサンダー・グラハム・ベルは市場が欲しがっていたものを市場に与え、資産を築きました。ビル・ゲイツもそうでした。また、自分が作り出せなくとも市場に求められているものを察知して投資するのも、市場の理解力があってこそです。

需要と供給の仕組み自体を理解していても、実際の市場動向から需要と供給のバランスを正確に感じ取ることは、容易ではありません。市場を正確に理解し、この感覚を磨くことが投資力向上に繋がると考えます。

❹法律力

会計投資市場法律とは非常に密接な関わりがあります。そして、「会社」を持つことで法律は「利用」することができ、税金対策にも繋がるようです。ここの章で印象出来だったのは、税金の納め方。

会社を持つ金持ちのお金の流れが
①稼ぐ → ②お金を使う → ③税金を払う


であるのに対し、

会社のために働く人々は
①稼ぐ → ②税金を払う → ③お金を使う


だというのです。

確かに、私たち会社員は稼いだ収入からまず税金が引かれ、当たり前のように残ったお金で生活しています。しかし、その一方で「会社」は収入からまず経費を差し引き、残ったお金に税金が課されます

法律を上手く利用するためにも、正しい知識を身に付け、法律力を伸ばすことは必要と言えそうです。

まとめ

お金と上手に付き合っていくためには、ファイナンシャル・インテリジェンスを高めることが必要だと学びました。

それは以下の4つ。

❶会計力‥‥ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書き能力)。数字を読む力。

❷投資力‥‥投資(お金がお金を作り出す科学)を理解し、戦略を立てる力。

❸市場の理解力‥‥需要と供給を理解し、チャンスをつかむ力。

❹法律力‥‥会計や会社に関する法律、国や自治体の法律に精通していること。

「金持ち父さん 貧乏父さん」より

何をするにも「正しい知識」を持っているということは、自分で判断する上でとても大切なことだと思います。それは「お金」においても同じこと。

学校では色々なことを学びますが、日本においては経済学や商学、法学を専攻したり、自ら興味を持って勉強しない限り、ファイナンシャル・インテリジェンスを高める学びはないのが現状です。

一番身近で誰もが使っているものなのに、意識して自ら勉強しない限り、実はよくわかっていないのが「お金」であり、自分のためにも学ぶべきものなのだと今回改めて感じました。

生きていく上で「お金」は絶対そばにあるもの。正しく理解し、正しく使い、自分にとってより良い存在にするために、私は学びたいと思います。また、知識を入れるばかりでなく、投資力や市場の理解力を高めるために感覚を磨くことも大切にしたいと思います。