雑記

ポジティブになるには?ヒントになる実践や言葉たちから学ぶ。

ちょっとでもポジティブに生きられるようになりたいアラサーの考えたこと後編。前回に引き続き、精神科医の斎藤茂太先生の著書「楽天的になれる本」から考えたこと、まとめてみたいと思います。

嫌な気分から抜け出す方法。色々な方の実戦から。

自分宛てに手紙を書く。

作家の藤本義一さんのお話。藤本さんは、仕事に行き詰まった時に何とかうつから抜け出そうと自分宛てに手紙を書き、わざわざポストに投函したそうです。二日後に手紙が着いて、自分で自分の手紙の封を切った時それまでの重い気分がサーっとひいて、頭がスッキリしたとのことでした。

面白いやり方ですね。前にテレビでも美人弁護士の先生がイライラしたら紙に書くとおっしゃっていたのを聞いたことがあります。頭の中のモヤモヤや気持ちの高ぶりは、文字にすることで冷静に見つめ直せるようです。

今回はその手紙バージョンですが、手紙にすると数日後のさらに冷静な目で見つめ直すことができますよね。「何でこんなに悩んでたんだろう?」と思えると、次に悩んだ時にも「今度もきっと大丈夫」と思う糧になりそうです。次にどうしようもなく落ち込んだら、一度試してみたいと思います。

一日の中に「嬉しかったこと」「よかったこと」を思い出す時間をつくる。

史上三人目の四天王となり、名人として活躍したプロ棋士の米長邦雄さんのお話。将棋は、長時間に及ぶ対局で精神的なストレスと体力疲労が大きいもの。プロ棋士である米長さんも、スランプに陥ってうつになったことがあるそうです。

そんな米長さんがスランプを脱出した方法が、勝った勝負だけを思い出すということ。勝った将棋しか並べないからどんな状況に追い込まれても必ず最後は勝つ。何十局も並べていくと忘れかけていた「勝つ」感覚を思い出すのだそうです。

一般の私たちで考えると、それは嬉しかったことや努力が実を結んだことだけを思い出すことに置き換えられます。そうすることで、成功体験の感覚を思い出すようにしたいものです。私は毎日脳内反省会議を開いてしまうのですが、これは逆効果ですね。まずは寝る前の10分から、プラス思考をする習慣を始めていきたいと思います。

色々な顔をもってみる。

遠藤周作さんは、作家でありながら劇団の座長であり、ダンスやピアノ、コーラス、英会話など多趣味でもあり、とにかく色々な顔をもつ方だったそうです。著者である斎藤先生自身も、同じく色々な顔をもつ方でした。

先生曰く、一つのことだけでなく複数注ぎ込めるものがあれば、悩みすぎずに済むということなのですが、それは私自身も身をもって感じています。ブログを始めて4ヶ月、これまでは仕事から帰っても仕事のことをウジウジ悩んでいましたが、ブログの執筆をすることで仕事のことを考える時間が減り、頭の切り替えもできるようになりました。

「仕事が全て」ではなく、何か他の顔をもつことは大切なのだと思います。これからも続けていきたいと思います。

ヒントになる言葉たち

おれがダメなんじゃない。あいつがすごかったんだ。次はおれががんばればいいのだ。

仕事でも私生活でもうまくいかない時、自分をせめてしまうことはありませんか?日本人の気質は真面目で、仕事に真面目な会社人間ほど同僚と自分を比較して自分の方が劣っていると悩んでしまうそうです。私もそんな性格です。

しかし、ヨーロッパの人(特にドイツ人)は自信の持ち方が違うのだそうです。彼らは自分のミスをなかなか認めようとせず、決して自分が悪いと言わないし謝らない。(すごいですよね笑)

そんな彼らは、「私が悪かった」というかわりに「あなたの方が正しい」と言うのだそうです。

自分がダメだと思うと、ますますダメになってしまうというのは想像に難くありません。このやり方が必ずしもいいとは言い切れませんが、自分を卑下するばかりでなく少しくらいはこの考え方を真似てみてもいいかもしれないなぁと思いました。

迷惑をかけて、かけられて。お互いさまなんだ。

常に他人に迷惑をかけないようにしようと気を遣ってしまう人って多いのではないでしょうか。私も迷惑をかけたくないという気持ちが優先してしまい、中々本心のままには行動できません。でも、迷惑をかけてはいけないと考えてばかりいると、それがストレスになってたまっていってしまいます。

ここで斎藤先生のお言葉です。「人に迷惑をかけるのは悪いことではない。迷惑をかけて助け合うのはお互いさまなのだ。たまには、自分から人に頼んでやってもらう、迷惑なことを他人に助けてもらうこともしていい。」

頼られることは嫌ではないのに人に頼むのは苦手な私。でも「お互いさま」と思うことで変われるかもしれないな、と思いました。

また、こんな言葉も。「人に謝ることよりも、人に感謝することのほうがいい。」謝るのではなく、やってもらってありがとうの気持ち。それをお互いに出せるような、そんな関係を作っていきたいものです。

悔やんでも仕方がない過去のことでは悔やまない。

私は人前で話すのが苦手で、それどころか人と話すたびに「ああ言えばよかった」と後悔をしてしまいます。しかし、講演会やスピーチの仕事の多かった斎藤先生もいつも満足しているわけではなかったといいます。

 あのときああ言えばよかった、大事なことを言い忘れたと、反省することばかりで、嫌な気分で終わるのが常なのだ。以前は三日四日も悩んでいたが、そのうち、悩んでいてもしかたがないことに気づいて、ケロッと忘れることにした。

 私のスピーチを聞いていた方々は、二時間もすれば、私が何をしゃべったかなど、たいていは忘れているものだ。なかには何日も覚えている方もおられるかもしれないが、たいていは忘れている。

 パーティの祝辞などだと、聞いているときは、「ああ、いいこと言う」と思ったりもするが、その後、パーティで一杯酒を飲んでいい気分になれば、私が何をしゃべったかなど、もう気にしていないものだ。

斎藤茂太著「楽天的になれる本」 p.118

大勢の方に向けてお話をされる斎藤先生でもこうなのです。私が悩んでいるような日常会話や会議の内容なんて、もっと誰も気にしていないのだろうと改めて感じました。私自身、自分の発言は覚えているけれど人の発言は覚えていないことが多いです。

だとすると、何日も後悔しているのはただただ無駄なだけ。後悔しそうになったらこのことを思い出して、ケロッと忘れられるようにしていきたいと思います。

まとめ

少しでいいから変わりたくて読んでみた「楽天的になれる本」。真似してみたい考え方や、行動、後ろ向きになった時に思い出したい言葉がたくさんありました。

また、アウトプットすることで、ただ読むよりも考えたことをより自分のものにできたように思います。

最後にこの本で出会った中国の古い格言をご紹介します。

一生一若一怒一老

一回笑えば一つ若返り、一回怒れば一つ老いる

何事も悪い方へ悪い方へと考えていく人と、いい方に解釈する人がいます。雨が降った時「濡れてしまう。嫌だな」と考えるか「恵みの雨だ。木も花も喜んでいる」と考えて笑っていられるかが、大きな違いになりますね。

何事も、ほんのちょっとの心がけ次第。せっかくならいい方に考えたいものです。

まずは一日。一言。一つの意識から。多くを求めすぎず「人生80%主義」で、いい毎日を送っていきたいと思います。

https://pointseikatsu.com/2020/04/15/rakutentekininareruhon1/